「コンセプト」がゲストハウスの成功を導く
これからゲストハウスを開業しようとしている人もいるかもしれない。
そういう人は、恐らく「ワクワクしている」だろう、と思います。
「どんなゲストハウスにしようか」という理想や夢はもちろん、どんな内装にしようか・ついでにカフェも営もうか・リビングはどんな場にしようか。
でも少し待って欲しい。重要なことを忘れないで欲しい。
「コンセプト」、定まってる??
ゲストハウスの成功は「コンセプト」が鍵になります。
あくまでゲストハウスは手段。
それを通じて、どんな価値を届けたいのかを考えることが大切です。
ゲストハウスの開業は厳しい道程です。
理想の物件を探すことも大変ですが、物件があっても許認可を取るのがとても大変だったりします。
しかしコンセプトが明確であれば、ふとした時にそこに立ち返り、当時の強い想いや解決したい問題が、心の支えになる場合もあります。
納得できるコンセプトが見つかるまで、焦ってはいけません。
さて、最近はそんなゲストハウスの内装建具施工でした。
施主様のイメージは、ホワイト×ブラウンで統一された内装。
今回はウォールナットの突板を使ったドアと、
玄関は重厚感のある板戸で、高さは何と3M。
施主様のコンセプトが明確であれば、
ご要望に合わせてここまで立派なものを施工することが可能です。
キッチンも広々。
大人数で食事をされる様子が目に浮かびます。
それはそうとこんな言葉があります。
「成功はすべてコンセプトから始まる」
最初は単純に「ゲストハウスを開業したい」だったかもしれません。
それがいつしか「コミュニケーションが盛んにできる場を提供したい」に変わり、
「けどそれってありきたりだよなぁ……」なんて思いながらさらに深く考えて、
「外国人の方を招いて、日本文化を盛り上げたい」
「観光業の現状を変えていきたい」
「国境を越えて、隔たりのない集いと場を築きたい」
そんな「コンセプト」が生まれてくるのです。
成功はすべてコンセプトから始まる。
私の仕事にも通ずるものがありますね