手間は倍だが、満足度も倍
2020.08.31リノベーション 一戸建て
当方では、住まいの建具を造作で作ることがほとんどです。
しかし「造作建具って何なんでしょう?」という、そもそものおハナシ。
お客様との打ち合わせ時にもよく尋ねられます。
そもそもそういう言葉を聞いたことがないというのもありますが、私たちのような造作建具を造る者が、正しく情報発信していかなければいけません。
ということで備忘録も兼ねて。必見です。
結論から言うと、「造作建具」とは一から造り上げる扉や仕切りのこと。
デザインも、大きさも、素材も、テイストも、何だってお客様の自由。
つまり一点物ということです。お客様のオリジナルです。
理想の家がさらに理想に近く仕上がるという、自由度の高さが造作建具のメリットです。
「妥協がイヤだ」という方も、中にはいらっしゃいますからね。
もちろんその分、コストや手間はかかります。
既製品の方が安さの点では圧倒的。何でもそうです。
しかし建具を造作すると「個性」が生まれます。
手間がかかる分、お客様の満足度も高くなりますね。
ではそんな建具をすべて造作した、既製品を一切使用しない新築施工のご紹介です。
建具、ドアなど、細かな部分までこだわることで、住まいの雰囲気はガラッと変わります。
こちらの住まいは中庭のあるお家でしたので、
掃き出しはガラス戸にすることで、お庭の風景をいつでも味わえます。
手間は倍だが、満足度も倍。
住まいを心待ちにされているお客様へのお引き渡しが楽しみです